HOME TRACE|住まいの判断台帳の完成見本

HOME TRACEは、売る・貸す・残すの結論を決めるサービスではありません。家族が同じ資料を見て、何が分かり、何がまだ分からず、次に誰へ何を聞くかを一枚ずつ整えるメール完結型のベータです。

完成見本の読み方

目次

結論ではなく、確認の経路を残す

この見本は、確認済み/未確認/質問先/保留理由を同じ場所に残すためのものです。売る・貸す・解体するなどの結論を出すものではなく、家族や次に相談する専門家と、同じ資料を見て話すために使います。

ここでは、実在の人物・物件・金額・所在地・契約条件を使わない架空の完成見本を掲載します。見本の結論や数値を真似するためではなく、相談後にどの粒度で整理されたものが届くかを確認するためにご覧ください。

お渡しする「住まいの判断台帳」の完成見本

1. 家族が最初に共有する現在地

いま止まっていること 手元にある資料 未確認のこと 今週は決めなくてよいこと
片付けと売却の話が同時に進み、家族ごとの理解がそろっていない。 固定資産税の通知、古い写真、一部の修繕記録。 権利関係、建物資料、境界の記録、家財の扱い。 売却・賃貸・保有の結論、片付け業者との契約、大型処分。

家族会議では、意見を一つにする前に、現在地を同じ言葉で共有します。分からないことを空欄のまま残せることが、この台帳の出発点です。

2. 資料と未確認を同じ表に置く

項目 確認できた事実 根拠資料・確認日 未確認のこと 次に聞く先
権利・相続 固定資産税の通知の保管場所は分かる。 通知書の控え/確認日を記録。 登記事項、相続人間の共有状況。 法務局の案内、必要に応じて司法書士。
建物・修繕 一部の修繕領収書と外観写真がある。 領収書名・写真の日付を記録。 図面、設備の状態、不具合の経緯。 資料の保管者、必要に応じて建築士等。
土地・境界 敷地のおおよその範囲を家族が説明できる。 古い図面の有無を記録。 境界標、測量図、隣地との確認状況。 土地家屋調査士、関係窓口。

「聞いた」「たぶん」「覚えている」は、事実欄ではなく未確認欄に残します。これにより、家族内の記憶と原資料を混同しにくくなります。

3. 相談先へ渡す質問を先に用意する

相談先の例 渡す前に整理するもの 最初に聞くこと この時点で決めないこと
司法書士・法務関係の窓口 分かる範囲の相続関係、手元にある書類名。 最初に確認すべき権利・手続きと、必要書類。 遺産分割、相続放棄、名義変更の具体的な結論。
建築・現地確認の専門家 現地写真、修繕記録、見つかった図面名。 現地で優先すべき確認点と、追加資料の有無。 安全性、修繕・解体の要否。
不動産会社・管理の相談先 現況、家族が気にしている条件、資料の不足。 相談前にそろえる資料と、比較の根拠。 価格、売却・賃貸の成否、依頼先の決定。

4. 最初の7日間は、結論ではなく次の一手を残す

時点 小さな行動 担当 完了の目安
1日目 手元資料の名前と保管場所だけを一覧にする。 資料を持っている家族。 資料の中身を判断せず、存在が分かる。
3日目 未確認を3つに絞り、質問先候補を置く。 家族内の連絡担当。 推測で空欄を埋めない。
7日目 資料・未確認・質問先を見直す。 家族で共有。 次に聞く先と、今週は保留することが分かる。

メール相談から台帳を受け取るまで

  1. 最初のメール:いま止まっていること、手元にある資料、家族で未確認のことを一文ずつお知らせください。
  2. 短い発見メモ:いただいた内容を、分かっていること・未確認・今週の小さな一歩に分けてお返しします。
  3. 対象に合う場合だけベータ案内:必要最小限の資料範囲と、判断台帳で扱えること・扱わないことを確認します。
  4. 判断台帳と質問票:家族会議用の一枚要約、専門家への質問票、最初の7日間の行動表をお渡しします。

HOME TRACEが扱わないこと

不動産価格、売却・賃貸の成否、建物の安全性、相続・税務・法律の結論は、このサービスだけで判断しません。AIは資料と質問を整理する補助に限定し、重要な判断は原資料と責任ある専門家・窓口へ戻します。

最初のメールでは、詳細な住所、登記識別情報、本人確認書類、金融資料、家族の連絡先を送る必要はありません。

親の家・相続予定の実家・空き家について、資料と質問をメールで整理するところから始めたい方は、HOME TRACEの相談準備をご覧ください。

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