20年のプロでも震えた?一級建築士の私が「我が家の予算」に絶望して気づいたこと

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はじめまして。関東地方の不動産会社で20年ほど働いている、3児のパパです。

私は仕事柄、一級建築士、宅建士、賃貸不動産経営管理士という、建築や不動産に関わる資格をひと通り持っています。普段はビルの改修工事や、数億円規模の新築プロジェクトの「発注者側担当」として、プロの業者を相手に図面をチェックし、コストを交渉、建物の竣工、さらにお客様への引き渡しまでを指揮するのが生業です。

正直に言いましょう。自分の家を建てる前、私はこう思っていました。 「不動産と建築のプロなんだから、理想の家づくりができる」と。

しかし、その自信は、たった一枚の「資金計画書」を前にして、もろくも崩れ去ることになります。

建築士の「こだわり」 vs パパとしての「現実」

いざ注文住宅の計画が始まると、私の中の「建築士」が暴れ出しました。 「断熱性能は最高等級にしたい」「最新のスマートホームガジェットをフル装備したい」「外壁はメンテナンス性に優れたあの建材を……」

しかし、見積もりが出るたびに、私の中の「中間管理職のパパ」が顔を青くします。 「待て待て、これから子供3人の学費がいくらかかると思っているんだ?」「住宅ローンの金利が上がったらどうする?」

夜、家族が寝静まった後に一人、最新のガジェットや建築雑誌を眺めながらお酒を飲むのが至福の時間なのですが、その時期ばかりは、グラスの中の氷が溶ける音さえ「お金が消えていく音」に聞こえるほど、予算の板挟みに悩みました。

仕事では数億円の予算をコントロールしているのに、自分の家の「200万円のオプション追加」に手が震えました。「プロとしての知識」があるからこそ、将来のリスクや建物の欠点が見えすぎてしまい、一般の施主さん以上に不安で眠れない夜を過ごしました。

結局、一番大切なのは「設計」ではなかった

結局、私がたどり着いた結論は、意外なものでした。 家づくりで最も大切なのは、凝ったデザインでも、最新の設備でもありません。

それは、「何があっても家族の笑顔を守れるだけの、徹底した資金計画とリスク管理」です。

どれだけ素晴らしい家を建てても、ローンの支払いに追われて大好きなラーメンを我慢したり、家族旅行を諦めたりするようでは、本末転倒です。私は建築士として「建物のプロ」ですが、同時に一人の施主として「お金の重み」を痛いほど知りました。

このブログでお伝えしたいこと

不動産業界に20年身を置き、裏も表も見てきました。 一級建築士として「建物の嘘」を見抜き、宅建士として「契約の罠」を回避し、そして3児の父として「家族の家計」を死守する。

このブログでは、そんな私の経験をすべて詰め込んで、「プロの視点」と「施主の本音」の両側から、後悔しない家づくりと不動産活用の知恵を発信していきます。

仕事帰りの一杯や、週末のラーメン巡りを楽しめる心の余裕を持ちながら、最高の資産を築く。そんな「賢い不動産との付き合い方」を、皆さんと共有できれば幸いです。


「プロの知識があっても、自分の家となると冷静ではいられなかった私。だからこそ、今悩んでいるあなたの『一番近い相談相手(セカンドオピニオン)』になりたい。建築士として、宅建士として、そして一人の施主として、忖度なしの情報をこのブログに刻んでいきます。」

これから、どうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

mashiのアバター mashi 一級建築士・宅建士・賃貸不動産経営管理士|施工管理・設計監理・発注者側PMの実務経験を持つ、建築・不動産の実務家

関東で建築・不動産の実務に携わるmashiです。一級建築士、宅建士、賃貸不動産経営管理士の資格を基盤に、施工管理、設計監理、発注者側のプロジェクトマネジメントまで、企画から引き渡しに至る各段階の仕事を経験してきました。

資格は、一級建築士を平成20年2月に登録、宅建士を平成24年12月に合格、賃貸不動産経営管理士を令和3年1月に合格しています。施工管理では、住居兼クリニックの増築、工場・大規模倉庫・商業店舗の新築、事務所からクリニックへの用途変更改修などを担当しました。設計監理では、大規模オフィスビルの建築物定期調査・建築設備定期報告、オフィスビルの機械設備・電気設備改修に携わっています。

また、発注者側のプロジェクトマネジメントとして、都内の商業・住戸複合ビル、地方の高層レジデンスについて、企画から引き渡しまでを担当してきました。mashiblogでは、住宅購入、不動産・土地活用、建築の仕事と資格、建築・不動産におけるAI活用を発信しています。個別案件は条件が大きく異なるため、実際の契約・設計・投資判断では、最新の公的情報や専門家にもご確認ください。

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